これはお買い得！つら～い生理の時にも親切なオトコ

都内の主婦（29歳）C子さんから、生理にまつわるステキな話を聞いたことがあります。

独身時代、弟の紹介で弟と同じ職場に勤める男性と食事の約束をしていた日の事。月経困難症で極度に生理が重かったC子さんですが、なんと当日ビンゴ！　写真を見る限り素敵な男性だし、断るのも申し訳ないと当日は薬を飲みフラフラ状態で出かけたそう。

会うなり挨拶より先に貧血を起こし「ごめんなさい、今日とても調子悪くて。生理中なんですーーー」とお腹をかかえ、その場でしゃがみこんでしまったらしいのです。

そうしたらその男性が「セ、セイリ？　だ、大丈夫ですか？　こりゃぁ～大変だぁ～！」と慌てふためき救急車を呼ぼうしたので、「大丈夫です、いつものことなので。少し休めば平気ですから」と静止したようですが、帰って休んだ方がいいと諭されタクシーで送り届けてもらうことに。

会って数十秒でこんな状態になってしまい振られて当然と思っていたら、後日「体調が良くなったら、また会って下さい」とお誘いを受けました。初対面の男性に生理を打ち明けて即倒れてしまうなんて、C子さんは恥ずかしさのあまり断ろうと考えましたが、お詫びも兼ねて再度デートすることを承諾。

待ち合わせ場所に居た彼は、手にいっぱいのカイロを持っていて「男兄弟で育ったので、女性のこと全く分からなくてごめんなさい。今日は寒いですから、これで体冷やさないようにして下さい」と自分に差し出して来たそう。

詳しく聞くと、会社の女性にリサーチして『冷えは大敵で、生理時以外でも普段から体は温めた方が良い』とレクチャーを受けたらしいのです。何て親切で優しい人だろうと、急速に惹かれて付き合い始め、数ヵ月後に見事２人はゴールイン！

「もしかして当日生理じゃなければ、こうなってなかったかも。生理婚かな？」と笑うC子さん。今でも優しい旦那様とラブラブ状態です。

確かに男兄弟で育った男性って、“優しいフェミニスト”が多いですよね。姉や妹でもいれば、生理で寝ている女兄弟の腰でも蹴っ飛ばして喧嘩した経験の１つはあるでしょうし、生理痛で救急車呼ぶなんて大げさに心配してくれる事もないでしょう。

生理痛に理解がある、男兄弟で育った男性は“超お買い得”かも知れません。